関西訓練チャンピオン決定競技会

２００６年５月１４日（日）
淡路　（兵庫県淡路市東浦町）　夕陽丘クリーンセンター近く
主催　日本警察犬協会　神戸支部　

初めて参加する淡路島での競技会。
淡路島や四国は好きな場所であるし、過去３回の競技会の悔しさと反省を胸に気を取り直して気合いを入れて出発！
朝、暗いうちからゆっくりと出発し、早朝の淡路ＳＡに到着する。
海を見るのは久しぶりである。
まだ、人も少ない展望台でカイとゆっくりくつろぎ、写真を撮る。
そして会場へ向かう。

会場は海が見下ろせる場所でとてもいい感じ♪

現地での練習

訓練士の先生が来て下さり、指導＆アドバイスの元、気合いを入れて練習する。
過去2回の競技会での本番のカイの選別態度を崩し、きちんと真面目に選別をさせることが課題である。
その為には指導手である私の気合い＆態度が大事であり、カイに気を抜かせないようにすることである。
黒潮大会後、その練習をしてきた。

今回は２部選別の自己臭でカイの態度を立て直し、１部選別に繋げる試み。
練習にも気合いが入った。

３部服従から

今回は全日本での心残りがあった為、出陳していたが、メインは１部選別に！
２部選別がまだ始まらない為に朝１の早い時間の２番目ぐらいに出た。
下がグチュグチュであった為、私の動きが遅くなり、その為にカイをうまく乗せる事が出来ずお粗末であったが、何とか
大きな失敗はなく、終了。

審査員の方からカイのトロトロ感を指摘されたが、持って生まれたものもあるとの話もしてくださった。
が、しかし、私の動きもよくなかったわ・・・・・
先生の言われる｢本番での乗りと弾け」はなかなか出ない私である。


２部服従に

２部選別の練習を何回かしたが、あとでまとめて行われる事になり、服従に出ることに！
３部服従の私の動きが悪かったので、もっとスピードを出して元気良く脚側をするように！とアドバイスをしていただき、気合いを入れて出る。
１頭前の方が出番前に犬をボールを使って集中させているのを見て先生があのやり方はいいです。と解説してくださる。しかし、カイはあのようにまでは弾けないけれど！と（笑）
２部服従は元気良く脚側をするように心がけた。
審査員の方からは、やはりカイのトロトロ感を指摘されたが、まあまあ私とカイなりに頑張る事が出来た。
先生も｢３部服従よりは良かったです」と言われた。

２部選別に

昼食休憩後、いよいよ２部選別の練習をして出場することに！
練習毎に気合いをしっかりと入れて本番に臨んだ。
並んでいる時もカイは落ち着いてちゃんと私に服従していた。
余計な緊張も不安もなく、ただ練習どおりに一生懸命やるのみだった。
そして、本番は練習どおりの選別が出来て、カイも真剣に真面目に選別をした。

１部選別に

２部選別が成功して、その続きで１部選別の練習をする。
先生のアドバイスも「しっかりと持って来い、と探せを言う様に！！」と何度も教えてくださった。
そして、前に１頭並んでいる次に並び出番を待つ。
この時もカイは勝手な動きをせずにちゃんと座って待てた。
オスが多いため、隣の台でも行われるようになり、すぐに順番が来た。
この時も集中できていたので、特に慌てることもなくスタートできた。
気合いを入れて練習どおりにカイを台に送り出した。
カイは真面目に選別して咥えて戻ってきた。
正解である。
２回目も気を抜かずに送り出す。
正解した。
３回目はここで気を抜いてはいけない！と平常心で送り出す。
正解でストレート３○

「１頭おいて２回戦をしますのでここで待っててください」と言われた。
この時も気分がうわつくことなく、ただ気合いと集中することに専念した。
２回戦の１回目も正解。
しかし、２回目は布が切れていずでＸであった。
ここで終了した。

終わってから、やっと実感が湧き、すごい感動と嬉しさがこみ上げてきた。
離れて見ていてくださった先生も喜んでくださった。

充実した１日

今回の競技会は過去2回とも、４Ｘが続き、それを打ち破るべく、気合いを入れて、本番で気を抜くカイの態度を
直したいとの目標で臨んだ。
真剣に練習をし、それが成功して、とても充実した１日であった。
本番で選別をしないのは、指導手の気合いの足りなさである。
この体験ができたことはとても大きい。

いつも一生懸命にアドバイス＆指導をしてくださった訓練士の先生、今日も本当にありがとうございました。
これからも気合いを入れて頑張りたいと思います。

早朝の淡路ＳＡにて	明石海峡大橋とカイ	競技会会場から海が見下ろせる

	思いがけず３部服従でいただきました。 とてもかっこいいガウンです。 すごく嬉しいです。
３部服従（アマの部）　ＣＨ